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こん!!長寿表彰おめでとう

2019年09月18日(水)

  • 動物園長のZooコラム

令和元年9月16日「敬老の日」にちなみ長寿動物の表彰式を行いました。今回は日本ゾーン(こども動物園に隣接)で飼育展示しているホンドギツネの"紺"(オス11歳)が選ばれました。

11歳を迎えたホンドギツネ【11歳を迎えたホンドギツネの"紺"】

11歳といえばまだ若い感じがしますが、野生でのキツネの寿命は3~5年、特に1歳になるまでにその6割が亡くなるとのことです。現実、この"紺"は生まれて間もない頃に衰弱していたところを保護された個体です。しかし、飼育下では15歳まで生きたとの報告もあります。同居している2歳年下のメス"瑠璃"と一緒にさらに長生きしてほしいと思います。

IMG_5357.jpg【飼育動物が長く健康でいられるのも日頃の飼育員さんのケアのおかげです】

ホンドギツネは北半球全域に分布するアカギツネの亜種で、我が国では北海道と沖縄を除く、本州全域に生息しています。名古屋市内でも見られますが、全16区に広がっているホンドタヌキと違い、2000年頃までは守山区周辺の一部エリアに限られていました。

ところが、2017年に報告されました専門機関と大学との共同チームが行った赤外線センサー付きの自動撮影カメラによる野生動物の生息調査の結果によれば、名古屋市内のホンドギツネの生息域は、これまで北東部のみでしたが、西部では中川区、東南部では名東区、緑区へと行動域を広げている実態が判明しました。

それでも、もともと警戒心が強くて夜行性である実物のホンドギツネにばったり出会ったという方は少ないと思います。生息調査と同時に行った目撃情報アンケートでもキツネと遭遇した市民の方はほとんどいなかったようです。近くにいるけど本物にはなかなか会えない野生動物のひとつと言えますね。

まもなく、秋まつり(10/5~11/17)が開催されます。野生のホンドキツネを見たことがないという方、ぜひこの機会に東山動植物園日本ゾーンまで足を伸ばしてください。

動物園長 黒邉雅実

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