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植物の色 苔色(こけいろ)

2019年07月01日(月)

  • 植物園長の庭

写真① スギゴケ.jpg

日本庭園のスギゴケ

梅雨の真っただ中、園内で元気な植物と言えば、アジサイとコケが両横綱でしょうか。園内のアジサイは、ほぼ咲ききってしまいましたが、梅雨の間、コケの緑色が私たちの心を癒してくれます。
日本庭園から也有園までを結ぶ園路を、「合掌線」と呼んでいます。合掌線の園路沿いでは、色々な種類のコケを観察することができます。一般的に、コケの仲間は、乾燥時には葉を閉じて乾燥から身を守っていますが、空気中の湿度が高くなると葉を開き、鮮やかな苔色を現します。

写真② コツボゴケ.jpg

合掌線のコツボゴケ

ジャゴケの仲間は湿った場所を好みますが、このコケには葉はありません。葉に相当する「葉状体」の表面に、ウロコ状の模様があるため、ジャゴケという名前が付いています。葉状体を指で押さえると、液胞が破れ、ヒノキに似た独特の香りが楽しめます。

写真③ ジャゴケ.jpg

階段のジャゴケ

コケの仲間は、拡大鏡を使って観察するのがお勧めです。拡大鏡とコケの図鑑を持ってしゃがみ込み、苔の細部まで観察すると、雨の日でも楽しい植物の世界が見えてくるかも知れません。


植物園長 谷口茂弘

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