間伐で森も気持ちもスッキリ。
2018年12月07日(金)
平成30年12月1日 NTT西日本㈱名古屋支店との協働で「東山植物園東山の森復活プロジェクト」による間伐作業が行われました。このプロジェクトは今年で2回目であり、昨年に続き早春の小道の北側にある林道沿いの樹林地の間伐を行いました。
間伐は、樹林地を良好に管理するうえで欠かせない作業であり、林床まで光が入ることで下草や低木が育ち森の植生が豊かとなり、多様な生物が生息できる環境になります。
今回は2回目ということで、連続参加の方も多くいらしたため、思いのほか作業がはかどりました。もちろん初めての参加される方には、最初にのこぎりの使い方や丸太の試し切りなど、安全に作業ができるように講習を行いました。
【まずはどのあたりを切るか計画します。】
【初めての方は道具に慣れるところから】
【手前から奥へと間伐していきます。】
【こんな大きな木も伐採しました。】
ほぼ1時間程度の作業でしたが、間伐は行う前と後でははっきりと成果が確認できるため達成感があり、みなさん満足されたようです。(*^-^*)
【一仕事終えて一服・満足です。】
【見事なクワガタムシでしょ。】
また昨年に続き、今年もチェーンソーアートを寄附していただきました。昨年はカブトムシでしたので、当然今年はクワガタムシということになりました。
名古屋市には緑のパートナーという制度があり、市内公園の樹林地の管理を協働で行っています。間伐など森の管理に興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか。
○お知らせ○
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ご来園の際はぜひご利用ください。
植物園緑地造園係長 太田 幹夫