台風の翌日は大忙し(星が丘門花便りNo.93)
9月4日に上陸した台風21号の恐ろしかったこと。
地下鉄東山線は強風のため「星が丘-藤が丘」が運転見合わせ。
いつになったら運転が再開するかわからないまま夕方になり、とても不安でした。
熟していない銀杏が、東山通りの歩道に散乱し、哀れな姿に。
被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
星が丘門公園愛護会は、毎月第1水曜と第3水曜の午前11時より1時間、花ボランティアをしています。
9月5日は台風の翌日で、ムンムン蒸し蒸し、たまらぬ暑さ。
それでも9名が参加して台風の後片づけや草取りをしました。
自動車学校を左に見ながらの緩やかな坂にあるプランターのコスモス。
強風で倒れているのではないかと心配でしたが、この1か月の間に代替わりをしていました。
ニューフェイスのコスモスの根元にはニチニチソウ。
白い花は特に清楚に感じます。
前日の多量の雨に洗われて、葉はピッカピカ。
〈写真:ニューフェイスのコスモス〉
〈写真:コスモスの根元にニチニチソウ〉
〈写真:葉がピッカピカ〉
強風で活動できなかった蜂は、蜜の収穫に大忙し。
カメラを近づけると逃げてしまうので、接写はできなかったけれど、トレニアの花に顔を突っ込み、懸命です。
〈写真:蜜を収穫中〉
雨のおかげで美しさを増したのはハツユキカズラ。
初めて植えたのは5~6年前と記憶していますが、古株とは思えない初々しさを保っています。
手入れが簡単なのも嬉しい。
〈写真:ハツユキカズラは健在〉
前回、幼稚園生ぐらいだったサルビアは、この一月で熟女の風情に。
秋の雰囲気を醸し出しています。
〈写真:オトナの女性って感じ〉
Aさんは、入口近くで落ち葉を拾いつつ、草も抜く二刀流。
〈写真:台風後は忙しい〉
盛りを過ぎたペチュニアを抜きつつ坂道を下り、プランターをきれいにしたら、上りには台風で折れた枝を運んでくれたOさんとHさんも二刀流。
〈写真:汗だくで草取り〉
〈写真:黙々と草取り〉
モミジの根元のツワブキは暑さに負け、雑草にも負け、残念な姿に。
「とにかく雑草を抜かなくちゃ」と奮起したのがこちらの三人。
汗が目に染みる...。
〈写真:草取り②〉
おかげでこんなにきれいになりました。
作業半ばの11時20分ごろと11時40分ごろの写真で、ビフォーアフターを確認してみます。
〈写真:午前11時40分ごろ〉
今は二十四節気(にじゅうしせっき)でいうと処暑(しょしょ)。
そして、このブログがアップされる頃には白露(はくろ)。
空気が冷え、露を結び始めると、ようやく残暑も終わります。
実りの秋が待たれます。
平成30年9月5日 星が丘門公園愛護会会長 濱田淳子
(担当:植物園緑地造園係 橋本桂佑)