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オフィシャルブログ

古代池で奇跡の水鳥を公開

2018年07月14日(土)

  • 動物園長のZooコラム

この度の西日本豪雨により被災されました皆様並びにそのご家族の皆様に心よりお見舞いを申し上げます。また、臨時休園となった動物園、被害にあわれました水族館のスタッフ、動物たちの安全、一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

さて動物園・本園の中央休憩所の近くに「古代池」があります。名前は開園一周年(昭和13年)を記念で建造された古代恐竜のコンクリート像が池の周囲に鎮座していることに由来し、東山のランドマークともいえる建造物です。自然池を利用した展示施設のため、渡り鳥シーズンになると水鳥がやってきて羽を休め、展示鳥たちと合わさる情景が美しく、季節を感じさせてくれるスポットの一つでした。

この池と正門付近の「胡蝶池」(こちょういけ)の2か所で2016年12月に高病原性鳥インフルエンザが発生し、防疫目的で展示鳥をバックヤードに隔離しました。その後、感染の原因がウイルスを持った渡り鳥の飛来であったことから、防鳥ネットで古代池全体を覆いました。ネット工事は恐竜の建造物を避け、地面は池と沼、樹木も多かったことから、業者さんも施行に大変なご苦労をされたと伺っています。なお、胡蝶池はネットを張らなかったため、水鳥の展示場所として使用していません。

ネットで覆った古代池.jpg

ネットで覆った古代池

昭和15年頃の古代池.jpg昭和15年頃の古代池

久しぶりに池に放した2羽のコクチョウとマガモは、早速泳いだり、水草をついばんだりして元気な姿を見せてくれました。これまで一度鳥インフルエンザに感染して、健康を取り戻し、再公開した事例はないことから、「奇跡の水鳥」として看板を設置しました。他の鳥や人への感染の危険はありませんので、今後フラミンゴも再展示して参ります。

奇跡の水鳥の紹介看板.jpg奇跡の水鳥の紹介看板

この水鳥を見ていただくことで、命の大切さや鳥インフルエンザ防止の重要性を改めて感じていただきたいと思っています。防鳥ネットでリニューアルし、展示鳥たちが戻ってきた古代池にぜひご来園ください。
「ミラクル」だけに"皆来る"と期待しています。

7月5日の放鳥風景.jpg7月5日の放鳥風景

池に放したコクチョウとマガモ.jpg池に放したコクチョウとマガモ

動物園長  黒邉 雅実

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