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コアラ姉妹とシドニー市民団からの記念銘板

2018年06月15日(金)

コアラの赤ちゃん「りん」は本当にかわいいですね。この写真は、5月に開催しました命名式の頃です。現在は一回り大きくなって、お母さんから離れる機会も増えています。見る側からすると「このまま、大きくならないでー」と思わず願ってしまいますね。

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お母さんと一緒の「りん」

コアラは、オーストラリアのみに生息する固有種で、カンガルーと同じ有袋類で、赤ちゃんはお母さんのお腹のポケット(育児のう)で約半年間を過ごします。2012年(平成24年)に絶滅危惧種(IUCN:世界自然保護連合)に指定され、希少動物としても大切に守られています。
コアラは1歳になると親離れの時期を迎えるので、昨年4月生まれの「こまち」は、一足早く母のホリーから離れ、一人で運動場を動き回る様子も見せてくれています。とても活発で好奇心旺盛なコアラです。

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一人遊びを覚えた「こまち」

ご存じのように、コアラはシドニー市と名古屋市をつなぐ親善動物でもあります。その絆がさらに末永く続くようにとの願いを込めたコアラ記念銘板をシドニー・名古屋姉妹都市委員会からいただき、コアラ舎入口に飾りました。この記念銘板をシドニーから運んでいただいたのが、公式市民団の代表でタロンガ動物園の元副園長のブッチャーさんです。この方は、初期のコアラ導入時にご尽力をいただいた恩人でもあります。授与式では「このコアラ記念銘板のシドニーからの運搬は、30年前のコアラの名古屋への輸送の苦労に比べたら楽なもの。こうして、今日まで両市の友情の象徴であるコアラが長い間、名古屋市民に親しまれていることが、シドニー市民として嬉しく誇りに感じています」との温かいコメントをいただき感激しました。つい先月もシドニーの副市長さんがコアラ舎を訪れてくれました。

シドニー公式市民団の皆さん(向かって右から3人目がブッチャー団長).jpg

シドニー公式市民団の皆さん(向かって右から3人目がブッチャー団長)

「りん」はまもなく1歳。母親のティリーと一緒に過ごす時期もあと僅かです。姉妹コアラとコアラ記念銘板をぜひご覧ください。

シドニー公式市民団からいただいたコアラ記念銘板.jpg

シドニー公式市民団からいただいたコアラ記念銘板

動物園長  黒邉 雅実

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