植物園さんぽ。山野草(さんやそう)。を探して。
コロナウイルス感染拡大防止のため、現在東山動植物園を閉園させていただいております。皆様には大変ご不便をお掛けしております。
❖山野草。漢字をそのまま素直に訳せば、山や野原に自然に生えている草花。というところでしょうか。辞典などでも調べてみましたが、厳密な定義はどうも無さそうです。
◆植物園内にも山野草を展示しています。もちろん自生しているものではなく、植栽したものです。
◆それではいくつか紹介します。
【蝦根(エビネ):ラン科】
【雪餅草(ユキモチソウ):サトイモ科】
【宝鐸草(ホウチャクソウ):イヌサフラン科】
【羅生門葛(ラショウモンカズラ):シソ科】
【立浪草(タツナミソウ):シソ科】
【春蘭(シュンラン):ラン科】
◆ここからは木本の植物を紹介します。
【飛葛(トビカズラ):マメ科】
【ハンカチノキ:ミズキ科】
【白山吹(シロヤマブキ):バラ科】
【'兼六園菊桜'(ケンロクエンキクザクラ):バラ科 「桜の回廊」のシンボルツリーです。】
山野草の名前は、花などその形態から名付けらえたものが数多くあります。
皆さんも山野草の名前の由来について調べると、うまいこと付けるなぁ~。。。て、きっと感心しますよ。
植物園 緑地造園係長 太田幹夫